宮﨑文庫記念館

所蔵品のご案内

文庫古典籍の内容

 平安末期から鎌倉、室町を経て、江戸時代、近代に至る間、宮﨑家累代の漢籍・書軸・蔵印・題簽等五百部千余点が収蔵されている。特に古経典籍、宮廷諸制、国学書伝承については、本邦稀有の貴重蔵本多く、大中臣家、権藤家に並び、中原家を加えて四大文庫と称せられた程で、後醍醐天皇の御宸筆歌や御鳥羽天皇の御尊影、北畠親房卿の神皇正統記等、江戸時代には、国学に関する本居宣長や賀茂真渕、頼山陽、等の自筆本、稿本、写本が多数収蔵あり、幕末、明治年代の偉勲、西郷隆盛、勝海舟等書画家の作品、書翰類も多い。
詳しくは別冊「庫書筆覧」を参照されたい。

宮﨑文庫記念館 平家物語

宮﨑文庫記念館 平家物語

尊史庵(宮﨑文庫)由緒

 この地は、往古源平合戦時に、宮﨑城主宮﨑太郎重頼(当宮﨑家の始祖)が木曽義仲と共に京へ攻め上る間、北陸の宮を天皇推挙時まで秘護し奉った仮宮跡と伝承される。
以来宮﨑党はこの地に住したが、僧籍や、国学に学ぶ士が続き、古典籍多数が累積されてきた。幕末時幾多の変遷により散逸はあったが残された蔵本は、大切に保存されてきた。
当館主はこれら祖先の霊に応え、追慕の具現として、この屋敷跡に「尊史庵」を結び、伝承の秘蔵古典籍を、広く好学者一般にも公開することとしたものである。

宮﨑文庫 尊史庵